営業事務の派遣から
JMの正社員へ

小川 紋

マーケティング マネージャー
2011年中途入社

新卒で広告代理店に入社した私は、結婚とともに退職。書類作成やデータ入力のサポートをする派遣の営業事務として、JMに勤務していたのです。私がJMに来た当時は、東日本大震災の直後ということもあり、建設業界自体が大変な状況でした。当然JMにも修理の依頼が殺到し、図面も発注書もそのほとんどは紙で送られてきます。営業経験者としては「もっとこう対応してみては」と思うことがふえていき、サポートの幅が自然に広がっていきました。そして顧客先にも同行するようになったところで、JMから「正社員として働いてみないか」と打診。いつかは正社員としてビジネスに復帰したい、と考えていた私は、この機会を活かそうと決意を固め、JMに転職しました。

充電設備を設置する
職人さんの丁寧な対応

エネルギーマネジメント事業部の中で、私は電気自動車の充電設備を担当しています。提携先のカーディーラーから、充電設備の設置が必要なエンドユーザー様を紹介してもらいます。依頼内容を最寄りのサービスセンターに発信。サテライトに展開後、サテライトの職人さんがエンドユーザー様のご自宅を訪問、設置を行うという流れです。設置後、エンドユーザー様から、職人さんの対応について「挨拶が気持ち良かった」「他に困っていることはないですか?と聞いてくれた」というお褒めの言葉をいただいたときはうれしいですね。私たちには「一つひとつの設置が日本の次世代のエネルギー環境を変えていく」という思いがあります。その思いが現場で作業を行う職人さんにも伝わり、エンドユーザー様への丁寧な対応となった証ですから。

経費や個人情報の観点から
業務を完全ペーパーレス化

JMは、良い意味で成長の過程にある会社です。ですから様々な制度が流動的になっていますが、だからこそ年次が若くても意見を通せるチャンスがあるし、私のように中途入社の人間の意見に耳を傾ける風土もあります。私は現在の担当になってから、電気自動車に関する業務をすべてペーパーレス化しました。経費削減、エンドユーザー様の個人情報保護などの観点から、絶対に必要だと感じたからです。当時の事業部長に提案して了承を取り、今から1年ほど前に一気に切り替えました。実施後、周囲からいろいろな意見が出てきましたが、まずは一回やってしまうことが大事だったのです。その上で、出てきた意見を吟味し、システムやルールを作って一つずつ解決していく。JMでは、そんなスタンダードを作るチャンスがあります。

私のキャリアステップ

  • 入社後大手コンビニエンスストア本部を担当する部署で、事務業務にたずさわる。全国展開しているコンビニエンスストアからは、修理の依頼書や店舗の図面が連日ファックスで送られてくる。その紙をサービスセンター経由でサテライトに展開するという業務の中で、システム化、ペーパーレス化の必要性を感じ始めた。
  • 入社4年目企画本部へ異動。スマートフォンや各種デバイスを開発・販売する外資系企業を担当する。顧客が日本の携帯ショップや家電量販店に専用のブースを設置することになり、JMはそのブースの定期点検をすべて請け負った。顧客・JMともに前例がない中での取り組みで、先輩にアドバイスをもらいながら、スケジュール・予算取り・職人の手配などを一つずつクリア。自ら店舗に行き、点検作業を体験しながら改善提案も行った。
  • 現在入社6年目にエネルギーマネジメント部(現・エネルギーマネジメント事業部)に異動。その1年後にはマネージャーに就任する。電気自動車の担当として、日本で個人宅に充電設備を設置する際の課題について、JM内で蓄積された知見を国内外のカーディーラーと共有。インフラ整備という観点から、電気自動車の普及と、次世代エネルギー問題の解決に取り組んでいる。

株式会社JM