就職情報誌を見て
JMの事業に衝撃を受けた

菅沼 大輔

事業運営 エンジニアリング部 部長代理
2001年中途入社

大学を卒業後、住宅メーカー系の会社で不動産営業をしていたのですが、26歳で会社を辞めて父の仕事を手伝うことに。
父は瓦屋根のふき替えを行う職人でした。
しかし当時、程なくして不景気のあおりを受けるようになってしまい、私は新しい仕事を見つけようと転職活動をスタート。
その時、とある就職情報誌に載っていたJMの求人に目がとまったのです。
内容は、デジカメで建物診断を始めるという斬新なプロジェクト。
これまで抱いていた建設業界のアナログなイメージとは異なり、本当に新しい仕事ができるのではないかと期待が膨らみましたね。
新事業の立ち上がるタイミングだったこともあり、会社の成長とともに自分も成長していけるのではないかと思い、JMに入社を決めました。

人間が気付けないこともデータなら気付ける

私は今、カーディーラーやカフェチェーンのお客様を担当し、全国にある店舗の点検スキームを提案しています。
JMの強みであるITツールを活用した点検はデータを蓄積できることが大きなメリット。
設備の修理履歴が残せると何年周期で壊れるのかが分かってきますよね。
そのため“壊れる前に直す”ことが実現できるようになるのです。
さらに、設備をより良いものに替えていくことも検討できるように。
例えば「手動の開き戸」だとメンテナンスコストが大きくなりがちです。
そこで「自動ドア」を導入することで、初期コストはかかりますがメンテナンスコストを小さくできます。
長い目で見れば、自動ドアを選ぶ方がコスト減につながるのです。
データは私たちに大きな価値をもたらしてくれるもの。
そんな他社にはできない提案ができることに大きなやりがいを感じますね。

コミュニケーションしやすい雰囲気作りを心がけたい

JMが事業展開を始めてもうすぐ20年が経とうとしていますが、発足当時の自由さはまだまだ残っています。
“風通しが良い”という言葉では言い表せないくらいですね(笑)。
役職名で呼び合うなんてこともありませんし、社長と新入社員が普通に打合せや相談ができる風土。
私自身も今では部長代理という役職になったので、メンバーが気軽に話しかけられる空気を作れるよう心がけていきたいと思っています。
例えば、私の席に相談に来たメンバーに対しては、作業の手を止め、体の向きを変えて話を聞くようにする。
やはりパソコンに向かいながらだと、どうしても冷たい印象になってしまいますよね。
どんな忙しいときでも心に余裕を持ち、フランクにコミュニケーションがとれればと思っています。

私のキャリアステップ

  • 入社後東京サービスセンターに配属。
    コンビニエンスストアを全国に展開するお客様に対し、初の店舗巡回事業立ち上げをサポートする。
    JMという存在が認知されていない中で、店舗のオーナー様に巡回業務を理解してもらうことは苦難の連続だったが、現場作業の手配という仕事の基本を学んだ。
    センター長代理も任され、13年間サービスセンターに勤務。
  • 入社14年目本社 事業運営本部 エンジニアリング部へ異動。
    コンビニエンスストアの各店舗に対しての工事手配を行う立場から、本社に対する工事の総合提案業務を担う立場に。
    「何をやるか」を0から決めていく難易度の高い仕事だが、サービスセンターの実務経験を活かし、業務設計や見積作成(単価・工期・人員)など、質の高い提案に結び付けていった。
  • 現在全国に展開するカーディーラーやカフェチェーンのお客様を担当。
    競合他社が入り込む中でも、長年コンビニエンスストアの業務に関わり培ったノウハウを存分に活かした提案内容が高く評価されている。
    将来的には前職での職歴や宅建などを活かした不動産関連の新事業を立ち上げることを目標にして、日々の業務に向き合っている。

株式会社JM