トップメッセージ

新しい潮流への貢献

代表取締役社長 大竹弘孝

2011年11月

日本人の生活スタイルは、少子高齢化による人口減少社会を迎え、大きく変化しようとしています。地方都市の中心市街地における空洞化は急速に進展し、街機能の維持管理コストやエネルギー調達コストの増大により、快適性・機能性・居住性・環境性などが著しく低下し始めています。東日本大震災、またリーマンショック以降の急激な円高等による景気の停滞が、この変化をより一層加速させています。

私どもは、2007年に前田建設リテール事業部から株式会社JM(Japan Management)として創業以来、地域コミュニティーの運営コストを見える化し、地域の魅力を再発見し社会に公開できるコミュニティーの運営をサポートするマネジメントシステムの確立を、ビジョンとしてまいりました。このビジョン実現のため、全国展開する提携先企業の施設の保守メンテナンスを基盤とし、地域の建物設備をより効率よく維持するエリアマネジメントの担い手として、地元企業運営のサテライトを全国60カ所以上に配置し、フランチャイズを育成しています。

地域拠点の育成と並行して、地域の保守を地域の職人が担うという当たり前の仕組みを実現し、効率性を高めるよう、さまざまな取り組みを進めています。JMの商標である「なおしや又兵衛」は、エリアメネジメントの要が建物設備の保守サービスを提供する「職人」であることを表しています。職人は、私どもの商品です。この商品が、お客様の信頼を得て満足いただけるサービスを提供できるよう、職人自身の満足を確保することが、顧客満足の第一歩であると考えております。一方で、社会全体が職人不足となっている現代では、職人の仕事をより魅力的にすることも重要です。そこで、職人が最先端のITツールを使いこなせるよう、様々な開発も進めています。

これからの社会は、行政と住民、全国展開(グローバル展開)する企業、そして地元企業とが一体となって街の魅力を高める取組みが必要になってまいります。多くの人々が情報共有しながら進めるその取組みの一翼を担えるように、企画から維持・管理まで、建物設備の情報を見える化し、ライフサイクルをマネジメントする技術も開発しました。

2011年上半期、JMは15万件の相談を受け、昨年度1年分の仕事量を半年でこなしました。これまで、ライフサイクルマネジメントを重視し、環境分野にも積極的に取り組んでまいりました当社への依頼の増加は、スマートライフの実現、すなわちスマートホーム、スマートシティー構築の兆候を表していると言えましょう。この新しい潮流は、エネルギー革命と言っても過言ではありません。JMの育成してきた、エリア計画シミュレーション、清掃、維持修繕管理、設備保守、エネルギーの見える化、空間情報データベース等が、社会に貢献できる時代が到来したと認識しています。

しかしながら、私どものサービスは、満足できるものになるには、まだまだであると考えています。今後は、提携先、行政、地域の生活者の皆様と一緒になり、地域活性化に取り組むと同時に、街機能の向上の一助となるべく、最善のサービスで貢献したい。そのために、JMは全力を傾けます。

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